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木質繊維断熱材

快適さの追求

「調湿」性能

木質繊維断熱材は、優れた調湿性能を有しています。木質繊維断熱材の水蒸気吸収量は最大15~17%、鉱物質繊維断熱材では最大2%であることが報告されています。これは、繊維の間や細孔に水蒸気が取り込まれた結果であり、保湿性としての水蒸気吸収量の違いは、主として細孔容積の差であると考えられます。

 

また、透湿率は繊維系断熱材の中では最も小さい値ですが、大きな違いはないと考えます(結露を防止する観点から、繊維系断熱材の中で比較した場合有利になることはあっても不利に働くことはありません)。

 

透湿性試験

成績書pdf

(財)建材試験センター

JIS A 1324

透湿率 114ng/m・s・Pa

 

 

 

出展:IBEC 住宅の省エネルギー基準の解説(第3版)

 

 

「防音」性能「吸音率」

防音性と一口に言っても遮音、吸音や防振などの評価があり、これらは使用される材料のほかに、壁や床の構造に大きく影響を受けます。材料そのものの吸音性を評価する吸音率(吸音率は1.0以上が最も良い値)について、密度70kg/m3の木質繊維断熱材を評価したときの周波数毎の吸音率をプロットした図を示します(Homatherm社による)。
非常に高い吸音率を示しています。


ISO 354に基づく吸音率 残響室法による吸音率の測定
HOMATHERM社製木質繊維断熱材
厚さ50mm、残響室の床に突付け、非接着敷き詰めによる施工

 

 

「防火」性能「燃焼試験」「防火構造認定」

外壁などの防耐火構造認定が必要な地域は、防火地域・準防火地域・22条地域と区分され、最も戸建住宅が立ち並ぶのが22条地域と言われています。この地域に建てる建築物はもらい火等に強い構造(防火構造)が必要になります。例えば、延焼の恐れのある外壁は、土塗り壁と同等以上の耐火性能にすることが求められます。

 

22条地域では、外壁には防火構造30分の認定仕様が無条件で適応できます。22条地域よりも厳しい防耐火性能が求められる準防火地域でも、外壁には防火構造30分の認定で、2階建てまでの建物(延べ床面積500m2以下)であれば、概ね適応できます。

 

また、いずれの地域でも、天井・床・間仕切りに対する防耐火認定は必要ありません。

 

外壁の防火構造30分認定の適応範囲を超える仕様、建築物や地域では、国土交通省告示の例示仕様を適用することで、木質繊維断熱材も使用することが可能になります。

 

防耐火構造

国土交通大臣認定

評価機関: (地独)北海道立総合研究機構

木造軸組工法(在来)

(財)建材試験センター

木造枠組工法(ツーバイ)

 

酸素指数法による燃焼試験

消防法では、合成樹脂類に関し、「日本工業規格に(JIS K 7201)に定める酸素指数法に基づき、酸素指数が26以上のものを不燃性または難燃性を有するものとして取扱う。」とあります。木質繊維断熱材の酸素指数は26.5で、「燃えにくい」という評価になります。

 

(財)化学物質評価研究機構

JIS K 7201:2007

酸素指数 26.5

 

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