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木質繊維断熱材

「木」は暖かい

断熱性「熱伝導率」

 

木質繊維断熱材は、密度40~80kg/m3の範囲で熱伝導率0.038~0.039W/mKという優れた断熱性能が確認されました。

 

 

熱緩和性「熱容量・温度伝導率」

照射実験

木質繊維断熱材と同じ熱伝導率(0.038W/mK)、同じ厚さ(100mm)のグラスウール(GW)断熱材に熱照射を行い、断熱材下部の温度変化を調べました。 わずか10分の照射で、GWでは7℃温度上昇しましたが、木質繊維断熱材ではほとんど温度変化がありませんでした。同じ熱抵抗値(同じ熱伝導率と厚さ)でありながら、この違いは何によるものでしょうか?

これは「木」と「ガラス」の材質による違い、熱容量(比熱と密度による)の違いによるものと考えられています。木質繊維断熱材は、グラスウールの実に5倍以上の熱容量を有します。

 

 

こうした特性から、木質繊維断熱材では、鉱物繊維断熱材に比べて夏期において日射熱の室内伝達を遅延させる(ただちに浸透しない)との報告があります(Homatherm社)。

 

 

また、温度の伝わりやすさの指標に、温度伝導率 a=λ/(c・ρ)(λ:熱伝導率、c:比熱、ρ:密度、c・ρ:熱容量)というものがあります。木質繊維断熱材の温度伝導率は、フェノールフォーム(熱伝導率0.020W/mK)と同レベルになります。

 

 

体が感じる暖かさ「体感温度」

実際に体が感じる暖かさは、気温だけではなく、湿度や風によっても大きく影響を受けます。熱中症の評価に用いられる暑さ指数(湿球黒球温度WBGT)においても、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れて計算を行います。

室内では、気温と湿度が同じ場合、床、壁、天井からの輻射熱が体感温度に大きな影響を及ぼします。室内大気温度と壁や床面の表面温度(輻射熱)との平均値を体感温度として表すことが多いようです。

木質繊維断熱材を施工した居室内では、冬期に暖房熱を蓄えた床、壁、天井からの輻射熱によってたいへん暖かく感じます。 ストーブなど点状熱源からの輻射熱は1/4πr2で徐々に減衰しますが、面状熱源からの輻射熱はどこまでも減衰せず寒さを感じないことがわかっています。床、壁、天井の木質繊維断熱材からの輻射熱によって、室温だけの評価では推し量れない、暖かさを感じるのだと推察できます。

 

 

 

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